栄養サポート　2023年4月の活動報告 - 栄養療法・健康管理の実践を元総合病院の管理栄養士がコーチングとカウンセリングでサポート

どうも、栄養サポートの管理栄養士の秋山です。

毎月1回の活動報告をさせてもらいます。ご興味のある方はご覧になってください。

⑴ビタミン・ミネラルサプリメントの減量実験を始めました。

ここ最近思うところがあって、サプリメントで大量に摂っていたビタミンやミネラルを大幅に減らしました。

減らした結果をまとめた記事はこちら↓

ameblo.jp

最近、プロテインやサプリメントを正しく使えていない人が増えています。

僕自身、かなり高濃度のビタミン・ミネラルのサプリメントを使うことで20年近く悩んできた原因不明の体調不調を克服することができました。

その経験をもとに「プロテインやビタミン・ミネラルはかなり多めに摂っておいた方が良い」という考えを伝えていました。

ですが、4年近くいろんな方を診させてもらって「人によってプロテインやサプリメントから大量に補給が必要な期間があるけど、ずっと続けることが正義ではない」と思い始めました。

よく考えてみれば、至極当たり前で

栄養療法におけるプロテインやサプリメントの役割は

『極端な不足を最短期間で補う』

というのが目的なので、極端な栄養不足を補った後はプロテインやサプリメントは徐々に減らしていくべきだと思います。

もちろん、体質や環境の影響で不足しやすい栄養素や食事でどうしても補給しきれない栄養素はサプリメントを使いながらで良いと思いますし、僕もそうしていくと思います。

まずは、僕自身が実験して、僕と同じような悩みを抱えている方に情報提供できるようになってみたいと思います。

⑵Twitterで毎日発信しています。

ここ最近の発信のまとめ。

消化酵素を安易に使うと食べ物を消化する能力の回復が遅くなる傾向がある。

なんでもそうですが、便利なものを使って、ストレスをかけずに楽を覚えると衰えが早くなります。

胃腸も筋肉と一緒で、日々着実にトレーニングし続けると丈夫になるものだと僕は考えています。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月21日

実は、プロテインやEAAに頼らなくても、必要なタンパク質が取れる人はたくさんいる。

実は、栄養計算してみると、プロテインやEAAを取らなくてもタンパク質が充足している人が以外と多い。

実は、食事だけで必要なタンパク質をとった方が体調に安定感が出る。

全て指導してみてわかったこと。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月20日

今、抱えている悩みは、栄養状態に問題があるから起きているものなのか、それ以外の問題があるから起きているものなのかを見極めるのがとても大事。

昔は何でもかんでも栄養を取れば改善すると思い込んでましたが、実際に指導してみると栄養面以外の問題が悩みの原因であると感じることは多々ある。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月18日

「自分は副腎疲労だ...」
「この症状はSIBOだ...」
「低血糖をどうにかしないと...」

と騒いでいると、サプリなどの病気や症状の対処ばかり目が行き、『食事・運動・休息』という、健康管理の基礎的な部分がおざなりになりがち。

自分に都合の良い改善方法を探し続ける人生は幸せと呼べますか？
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月17日

毎日の小さな習慣のくり返しが、慢性的な栄養不足による不調や病気が発生する。

それと同じように、毎日の小さな習慣の改善の繰り返しが、慢性的な栄養不足を解消し、不調や病気を遠ざける。

多くの人は、問題となる小さな習慣を甘く見てるか、問題だと思っていない。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月17日

正しく栄養療法中の食事管理ができていると、お腹はほぼ空かなくなり

「間食をしたい...」
「小腹がすいた...」
「ドカ食いしたい...」

と思う回数がゼロに近づいていきます。

体に必要な栄養を摂れる食事をしていれば、空腹感や食欲をコントロールと戦う人生から解放されますよ。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月14日

痛みや体の重さが強い時ほど、調子が良い人と比べて

「羨ましい」
「なんで自分だけ...」
「不平等だ！」

という感情を抱くかもしれませんが、そんな時こそ自分のやるべきことに集中してください。

いくら不満を綺麗に並べても、サボる理由が増えてモチベーションが下がるだけです。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月11日

栄養療法がうまくいかない人は、基礎である①が圧倒的に足りていない。

ほとんどの人は基礎を疎かにして「病気や不調の改善方法」「見た目を良くするテクニック」などすぐに結果がでそうな方法に飛びついて失敗している。

僕が栄養療法での改善に、6年近くかかったのは①を疎かにしたからです。 pic.twitter.com/DtNLLvD0cZ
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月7日

栄養療法がうまくいっている人は、今日の食事やサプリの効果が出るのは半年、1年後だと覚悟して、歯を食いしばって毎日の栄養管理を継続してきた人です。

今、体の調子が良いのは、半年〜1年前からの積み重ねがあるからです。

本気で不調を改善したいなら今日の不調を今日対処するのでは遅すぎます。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月5日

低血糖や慢性疲労は、体格に合ったエネルギー量が取れていないから起こる症状です。

簡単に言うと、糖質と脂質の制限しすぎです。

低血糖や慢性疲労に悩んでいる人の食事調査をすると、ほぼ100％エネルギー摂取量が不足しています。

特殊なサプリよりもまずはエネルギー摂取が優先ですよ。
— 秋山真敏｜栄養療法専門の管理栄養士 (@shin_akiyama) 2023年4月2日